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【採用責任者にインタビュー】これからのノバレーゼが求める人材

創業から現在まで、徹底的に人材へのこだわりを貫いてきたノバレーゼ。それほどまでに、人材にこだわる企業にとって、採用を担う部門はまさに要の存在です。今回は、ノバレーゼの採用責任者に採用活動で大切にしていることやノバレーゼが求める人材像、採用方針について詳しく伺いました。

この記事に登場するスタッフ
M.Tさん(2006年新卒入社)

入社後、ウエディングプランナーとして配属。その後、プロデュース部門マネージャーに昇格し、新店舗立ち上げにも携わる。その功績が認められ、2014年に人材開発部マネージャーに抜擢。2016年に部長へ昇進、現在に至る。

会社は「人」がすべて

—人材に強くこだわり、採用活動に注力する理由を教えてください。

M.Tさん:会社は人がすべてだと思っています。事業やサービスなど、会社から生み出されるものはすべて人の想いから作られます。だからこそ、集う人によって会社の進退や未来が決まるという確信が自分にはあります。ここまでブレずに人材へのこだわりを貫いてきた結果、いまのノバレーゼがある。それがまさに答えだと思います。

—具体的には、どのような人材をこれまで採用してきたのですか?

M.Tさん:一言で表すことは難しいですが、常に意識してきたのは我々と分不相応な人を採用することです。
分不相応というのは、自分の身の丈以上の方を採用するという意味です。組織やチームが成長していくため、日々パフォーマンスの高い組織に活性化させていくためには、自分たちよりも優れている人に入社していただかなければいけないと考えています。

採用が会社の未来をつくる 圧倒的な当事者意識と責任感

  • 働くことの楽しさを世のなかに発信し、関わる人すべての人生を豊かにします
    「世のため、人のために働くこと」のよろこびを伝えられる存在であり続けます。
    ノバレーゼに出会ったすべての人が、夢や情熱を持った人生がおくれるように。
  • 採用で組織の成長を加速させ、ノバレーゼの未来を創ります
    「人」が会社の命と考えています。
    組織を活性化する優秀な人材こそが会社の未来を創り上げるからです。
    その人が入社することで、今いるスタッフがより輝くような人材を採用します。

―ノバレーゼは、各部門にポリシーが存在しています。
 人材開発部のポリシーに込められている想いを教えてください。

M.Tさん:私たち人材開発部に課せられているミッションは、「未来の仲間探し」だと思っています。人材開発部のポリシーは、そのミッションにひたむきに、仲間のために向き合う「誓い」のような想いが込められています。

スタッフが高いパフォーマンスを発揮し、お客様に優れたサービスを提供し続けるためには、仲間の存在が必要不可欠です。その仲間の存在が会社の未来を決めます。だからこそ、ノバレーゼに貢献する採用活動をしていくことへの責任感を言葉にしてポリシーに落とし込んでいます。

—具体的に、採用活動をするうえで大切にしていることや心がけていることは?

M.Tさん:何事にも誠実に、仲間にもお客様にも応募者の方々にも向き合うことは、常に大切にしています。自分たちの利益だけを考えることは絶対にしません。応募者にとって、お客様にとって、会社にとって良い採用となる、すべてにおいてAll winな状態を目指しています。

また、圧倒的な当事者意識を持って採用に取り組むことも、チーム全体で徹底するようにしています。「自分が社長や経営者なら、どんな仲間と働きたいのか?」といった目線で、選考にも臨んでいます。数合わせの採用はしないですね。

―目標人数の達成だけがゴールではない、ということですね。

M.Tさん:そうです。例えば、選考に参加した学生のうち、評価の高い人から順に目標人数分だけ採用するという手段を取ったとします。その中で、自社のカルチャーと合わない人材だと感じていながら、目標人数を達成するために採用した人がいた場合、本人も楽しく働けずに早期離職するなどのリスクも高く、応募者にとってもデメリットが大きいはずです。それだと、All winな採用とは言えないですよね。だからこそ、採用基準はしっかりと設けています。

もちろん、本来は目標人数を獲得することが私たちの課題なのですが、採用の質がともなわない場合に数を優先することはありません。

—2016年にノバレーゼでは"社長交代"がありました。その出来事によって、採用の在り方にも変化はありましたか?

M.Tさん:変化はありました。先述したような、当事者意識を持って主体的に発言・行動して欲しいというメッセージが、経営陣からいままで以上に発せられるようになりました。よりボトムアップな組織をつくっていきたいという姿勢の現れだと感じています。

だからこそ、いま活躍しているノバレーゼのスタッフたちのお尻にも火が付くような、忖度なしに意見をハッキリ言えるような方や自走力のある方を獲得することを、より意識するようになったと思います。

また、ブライダル事業を主軸にしつつ、業界の枠を超えた新しいジャンルに挑戦しようとしている会社の姿もあります。5~10年後の未来から逆算し、そのイメージを実現するために必要な人材を採用する必要があると考えると、これまでと違った人材の採用も必要になってきていますね。

ノバレーゼの採用基準

—現在の採用基準を設けた背景を教えてください。

M.Tさん:まだノバレーゼが小さな組織だった頃は、属人的な基準による採用活動でもよかったと感じています。しかし、これだけ企業規模も大きくなってくると、人によって認識のギャップが生じやすい状況になります。だからこそ、新しい仲間を受け入れる理由や基準について、ある程度の明確なハードルを設けておくことで、誰もが共通認識を持つことができ、互いの入社後のギャップを防ぐことができると考えています。

採用はあくまでも推測でしかない部分があるため、入社段階で社内のスタッフ同士の歯車が嚙み合うようにしたいと思って基準を設けました。

―具体的には、どのような項目をノバレーゼとしては設定されたのでしょうか?

M.Tさん:ブライダル事業において活躍できる人材として、現在の項目は設定しています。結婚式という大切な機会を任せていただく信頼関係に直結する「対人能力」、仲間と円滑に場を創りあげる「協調性」、創業から変わらないノバレーゼらしさに共感できる「カルチャーフィット」を重要視してきました。

ただ、現在の採用基準は3~4年前に決めた内容なので、そろそろ見直すことが必要かと思っています。コロナ禍を経験し、なにかプラスアルファで必要な要素があるのでは、と個人的には考えています。時代の変化とともにマーケットのニーズも変わりますし、それらによって会社の動き方も変化するので、これからもその都度見直していく予定です。

"三位一体"の中心となって人材戦略を担う存在へ

―部署もしくは個人として、今後の展望や挑戦したいことを教えてください。

M.Tさん:常に私たち人材開発部が、ノバレーゼにおける人材戦略の中心を担いたいと思っています。現場、経営陣と三位一体となり、信頼される部署であり続けたいです。「人が命」の会社において、人材戦略が会社の未来もスタッフの幸福度も大きく左右すると思っています。そのような重要なポジションで、どんどんいいエネルギーを社内に循環させていきたいですね。

個人としては、新規事業の立ち上げにも挑戦していきたいと考えています。社内でも新規事業提案制度が積極的に活用されており、組織全体が新たな挑戦にとても前向きな状況です。ノバレーゼのブライダル以外の得意分野や強みを活かして、世のなかのためになることに一歩足を踏み出してみたいですね。

—最後に、就職・転職活動中の方々にメッセージをお願いします!

M.Tさん:就職・転職活動だけでなく、何事においても「他人からどう見られるか」が自分の評価基準になっていると、自分らしさを失ってしまい、豊かな人生を過ごすことから遠ざかってしまいます。

「もし明日、自分の人生が終わる」と仮定したとき、自ずと人は究極の選択をすると思うんです。そこで、振り返った時に「いい人生だった」と自分が思える決断をすることが、自分にも周りのためにもなります。昔よりもモノや情報が溢れていて選択肢の多い時代からこそ、未来に対して余計な不安を抱く要因も多くなっていますが、本能に逆らわず自分で選択することをぜひ大切にしてください!